電力を売ることで、いつから元が取れるのか?
太陽光発電システムの営業マンなどは
「太陽光発電システムを導入すると、電気代が安くなって、お得ですよ!」
という営業トークをしてくると聞きます。
では、本当に太陽光発電をするとお得なのでしょうか?
結論は、、、お得です。
とはいえ、実際に電力の買取ってもらった金額の合計が、導入のコストを上回るのは10年以上の先の話になりますが、それでも最終的にはプラスになると現時点では言えます。
その理由は、
- 一時中止となっていた設置の補助金が復活した
- 電力の売価が以前の倍近くの価格に上がった(22円→42円)
この2つの理由から太陽光発電で作った電力を売ることで得することができると言えるのです。
いつ元が取れるのか計算してみました
では、実際に導入コストと電力の販売価格について、具体的に見ていきます。
まず、太陽光発電システムの導入コストについて。
導入コストしては、国の補助金が交付される条件が1kw当たり65万円以下となっているため、ほとんどのメーカーは1kW当たり60万円前後の金額を設定しております。
仮に4kWのシステムを設置すると約240万円必要になります。
※この240万円にはソーラーパネル代、パワーコンディショナーなどの付属機器、設置工事代などが含まれているケースがほとんどです。
この費用から、今度は各種補助金が出ますので、その金額を差し引きます。
例)東京都世田谷区の場合、
国からの補助金:7万円/1kW
自治体からの補助金:7万円/1kW ※上限20万円
と設定されていますので、最終的な設置費用は
240万円-(7万円×4kw+20万円)=192万円
この192万円が設置費用としてかかるお金です。
では、次に販売できる電力の価格と、自家消費分を計算します。
1kWあたり年間で約1,000kWhを発電することが可能なので、4kWであれば年間で4,000kWhの発電が可能となります。
また、太陽光発電で作った電力のうち、平均60%が販売されていると言われていますので、これを参考にすると、販売:自家消費=60%:40%となるため、年間で以下の金額がトクすることになります。
(4000kWh×60%×42円)+(4000kWh×40%×22円)=136,000円
この金額で先ほどの設置費用を割ると、
1,920,000円÷136,000円=14.11・・・=つまり約14年1ヶ月
このように、約14年で設置した費用の元を取ることができ、それ以降の費用についてはプラスになっていくと考えられます。
しかし、必ずしもこの計算式で出した導入コストがいつまでも参考になるとは限りません。
設置するシステムによって発電量が違えば、販売できる電力量も変わります。また今後補助金の制度がなくなったり、電気の買取り価格が値下がりする可能性もあります。
電力の買取り価格については、現在かなり高額に設定されていますので、導入するのであれば、今はベストに近い良いタイミングと言えるでしょう。

